雨漏り注意 ~屋上やバルコニーからの雨漏り~

屋上やバルコニーがある家と雨漏りの関係

通常、屋上やバルコニーは床面に防水塗装(FRP防水かウレタン防水)が施されています。
屋根があれば雨が降っても屋根を伝って下に流れて行きますが、屋上のような床がある場合は床全体を防水加工する必要があります。そして排水口に向けて傾斜(勾配)を造り雨水が屋上の床に滞留しないようにします。
また、屋上の周囲は外壁が立ち上がっており、その壁の天端には鋼製(ガルバニューム鋼板・アルミなど)の笠木を設置することで建物内部への雨水の侵入を防ぎます。

では、どのような状況で雨漏りが発生するかと言いますと、この床面に施した防水塗装が劣化して亀裂が発生し雨水が建物内部に侵入することで起こるか、笠木が経年劣化などにより破損した場合、その部分から雨水が侵入し、さらに内側の防水シート等も経年劣化で、その機能を失っていた場合に起こります。

ではどうすれば雨漏りから家を守れる?

屋上の防水塗装は特に問題がなければ10年~12年に1度程度は再塗装を行う必要があります。そうする事で屋上の床下下地の劣化を防ぎ、家を守る事が出来ます。
笠木については15年を目安に専門業者に診断して貰うことをお勧めします。

 

 

 

 

 



お問い合わせ


▲このページのトップへ