雨漏り・屋根リフォームと板金

雨漏り工事における建築板金につて

家を長年、良好な状態で維持する為には家の構造部(土台、通り柱、梁と言った家の骨格部分)を雨水や湿気から守る必要が有ります。
現状、日本の家屋は木造が主流ですので長年、雨水や湿気に晒されますと構造部の木材が腐り、強度が低下し、家屋が傾いたり最悪は倒壊する危険性があります。

建築板金の使命は、雨水から家屋を守る為、金属をその家屋の施工場所の寸法に合わせ加工し施工する雨仕舞い(雨水から家屋を守る施工)を完結させることと言えます。

この「雨仕舞い」は耐久性に大きな影響を及ぼしますので、雨処理に対する高度な知識、加工、施工の技能・技術が要求されます。

 

雨漏り・屋根工事の現状

現状、軽微な雨漏りに対してはコーキング剤を使用するケースが主流になっております。
コーキングはその価格と施工が簡単な為、多くの雨漏り工事業者さんが多用していますが、安易なコーキングでの処理は返って雨漏り状況を悪化させる場合があります。
また、一時的に雨漏りが止まっても1年以内に再発するケースもあります。

コーキングの特性は気密性や防水性をもたらす事ですので適切な使い方をすれば、雨水の侵入を防ぐことも出来ます。

しかし、雨漏り工事に最も必要なのは雨水の侵入箇所と経路を正確に把握する事です。この作業なくして雨漏り工事は成り立ちません。

 

雨漏り・屋根工事には経験が必要なわけ

雨漏り工事は建築板金の知識だけでは不十分です。建築の総合的な知識が無いと正確な施工は出来ません。

コーキングや上塗り塗装で雨漏りを防いでも、その施工が雨水の侵入箇所でなく、家屋に浸入した「雨水の出口」である場合が有ります。

そうすると、家屋に侵入した雨水は壁や天井裏などで滞留し、滞留した箇所の木材の腐食が進み、危険な状態に進んでいってしまいます。

一時的に堰き止められた雨水は知らない間に家屋を蝕んで行くのです。

雨漏り工事は「雨水の入口・侵入箇所」を正確に掴み、その個所を正しく改修することが最も必要で有り、その際に多用される建築技術が「建築板金」の技能、技術となります。

安易な雨漏り工事は結果的に家屋だけで無く経済的にも損害を増大させる可能性がありますので、信頼の置ける専門業者にご相談することをお勧めします。

 

 



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