~屋根リフォーム~ 雨漏りしてないから大丈夫?

屋根から雨漏りしていないから大丈夫?

屋根は家屋の中で最も過酷な自然環境にさらされています。そのため、有機天然繊維を主原料としたフェルト状の原紙にアスファルトを浸透・被覆し、その両面に鉱物質の粉末を付着させた防水・防湿材料であるアスファルトルーフィングと言う材料を、 一次防水層として敷き詰め、其の上に皆さんが目にすることの出来る瓦やカラーベストなどの屋根材を二次防水層として施工する事で雨風から家屋を守っているのです。

なぜ屋根は2重構造になっているのか?

屋根が2重構造になっている理由は、皆さんが目にする屋根材だけでは雨水の侵入を防ぐことができないからで。
雨水は風の力で横からも下からも吹き込んで来ます。そして、二次防水層であるあ屋根材のわずかな隙間からも入り込んできます。その為、入り込んだ雨水から家屋を守る最後の砦が一次防水層のアスファルトルーフィングなのです。

しかし、このアスファルトルーフィングが経年劣化によりその機能が失われボロボロになってしまっている場合があります。こうなってしまっていると屋根に重大な破損個所がなくても雨漏りは起こります。
そして、一次防水層のアスファルトルーフィングは屋根材の下に施工されていますから、日常的に見ることは出来ません。

そういった理由から屋根の点検は築15年~20年を目安に信頼できる専門家に見てもらうことが大切です。

 

 

 



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